フロン破壊装置について
過熱蒸気反応法によるフロン破壊
フロン分解装置主要諸元
フロン分解方式 | 過熱蒸気反応法 |
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フロン処理量 | 10kg/h(注1) |
フロン分解率 | 99.9%以上 または 排気ガスにおいて15ppm以下 |
供給電源 | AC3Φ 200V |
圧力 | 常圧 |
常用温度 | 1000℃以下 |
ガス洗浄方式 | Ca(OH)2による中和方式(注2) |
電気設備容量 | 50KW |
運転時消費電力 | 約30KW |
分解対象ガス
- CFC-11
- CFC-12
- CFC-114
- CFC-115
- HCFC-22
- HFC-134a
- 混合フロン
- R-502
- R-407C 等
フロン以外の処理対象物質
- SF6 ハロン
- トリクロロエタン 等
注1:フロンの種類によって処理量が変わることがあります。
注2:中和完了後の残渣は残渣タンクへの移送までで、その後の処理は含まれていません。
フロン分解システムフロー図
当社のフロン破壊システムは、フロンと過熱蒸気と空気を高温の反応器へ吹き込み分解させる「過熱蒸気反応法」(熱源はすべて電気です)を使用し、きわめてシンプルな構造で優れた分解能力(99.9%以上)を発揮します。
また、設備は究極的に縮小されたプラントのイメージ通り、省スペ―スで操作性を追求し、安全に考慮しました。